緑庭記 2012.8
コンパニオンプランツ
近所のガソリンスタンドの花壇に毎年ミニトマトが植えらてれます。
赤や黄のミニトマトと一緒にコンパニオンプランツとして澄色のマリーゴールドが植えられていて、
こんなナチュラルな植栽の様子を見ると、好感度がアップします。
コンパニオンプランツとは、相性のよい植物を組み合わせて植えることで病害虫を防いだり、
成長にとっていろいろといい影響を与える植物達のこと。
逆に成長のさまたげになる組み合わせもあるので、有効に使いたいです。
頼れる緑化植物
ヒメイワダレソウ(リッピア)は昔から芝生に混ぜて種をまいたり、道路脇の緑化に使われたりしてきました。
上写真は我が家の裏庭の道具置き場に2年程前、2~3株植えたもの。
植栽数が少なかったので、雑草が間から生えますが被ってしまうと大分減ります。
踏んでも大丈夫な緑のカーペットです。
お隣さんの敷地に行く前にカットが必要です。
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上写真はその改良種のクラピアを斜面に植栽した施工例です。
今年6月に植栽し3ヵ月でいい具合に緑化されてきました。
岩壁なので固い部分には植栽できなかったので一面緑とはいきませんでしたが、
来年の今頃には綺麗に被ってくれるのでは・・。
ヒメイワダレソウとクラピアの使い分けは悩むところです。
植物にストレスがかかる斜面の場合、
芝生の代役として用いる場合、短期間で緑化したい場合はクラピア、
それ以外の緑化はヒメイワダレソウというかんじで今のところは、まとまっています。
注意点は、場所にもよりますが冬の間は葉色が褪せること、日陰だけは持ち味の繁殖力が生かせないこと、
他の植物との混植やせまいスペースにはお勧めできないこと。
芝生のようにまめに刈込む必要もなし。可愛らしい小花が続けてよく咲きます。
使い方を間違えなければ頼れる緑化材料になります。