緑庭記 2009.6
展示会
東京ビックサイトで開催されたエクステリアエキシビジョン2009に行きました。
毎年、新商品を含むエクステリア情報が展示されます。
上中の写真は、タカショーさんのガーデンスーパーコートの実験です。
擁壁や打放しコンクリートなどの雨だれ、汚れを防ぐコート材です。
コート済の左ブロックは、水を弾いています。施工すると10年もつそうです。
エスビックさんでは、面白い化粧ブロックが出ていました。
上右写真のストライプ風の化粧ブロックです。
プリントされたものではなく、押出し成形後、
スリット部に色を入れているそうです。手間がかかっています。
それぞれのメーカーの技術が見ることができた展示会でした。
ウェディング
東京會舘にて。友人のウェディングです。
谷口吉郎氏の設計だそうで、クラシックな雰囲気の建築にモダンな照明や調度品が素敵でした。
パティシエの新婦さんこだわりのお料理も美味でした。
新郎、新婦さんの温厚な人柄が伝わる式でした。
新婦さん希望のイメージの花材を集め、ウェルカムボードを入れたアレンジをつくりました。
水の器
紫陽花の季節です。
日本では、あじさいは、「あつ(集)」と「さあい(真藍)」が語源ですが、
紫陽花の学名ハイドランジアは、ギリシア語で「水の器」を意味するそうです。
なんとも美しい学名です。
一説には、大量の水を吸収し、蒸発させる性質から由来するそうです。
半日陰であれば、手もかからず丈夫な紫陽花。
ボリュームのある西洋紫陽花から山紫陽花まで、多くの種類が出回り、お庭の植物の中でも頼れる存在です。