緑庭記 2010.5
オールドローズ
花の季節です。
お客様のお庭も花が咲き揃い、一年の管理の中で一番華やかな時期です。
そして、暇を見つけて庭園に出かけてしまう日々です。
オールドローズを求めて、平塚の花菜ガーデンと
熱海のアカオハーブガーデンに行ってきました。
花菜ガーデンは、今年の3月にオープンしたばかり。
バラの育種家の河合伸志さんが監督した「薔薇の轍」という
コーナーは、厳選された品種ばかりでした。
つるバラを植栽の中に溶け込ませるようなデザインは、とても素敵でした。
左上)花芯のグリーン・アイがたまらないマダム・ゾットマン
右上)気品漂うスヴェニール・ド・ラ・マルメゾン
左下)ふくよかなコンラッド・フェルディナンド・マイヤー
右下)かわいらしいエヴアン・ジェリン
右上)気品漂うスヴェニール・ド・ラ・マルメゾン
左下)ふくよかなコンラッド・フェルディナンド・マイヤー
右下)かわいらしいエヴアン・ジェリン
つるバラ栽培のワンポイント:
つるバラの花つきのポイントとなるのは、枝を水平に誘引することです。
枝を垂直にしておくと、成長ホルモンは先端に集まってしまいますが、
水平にすることで、成長ホルモンがまんべんなく作用して、いい芽が沢山出てきます。
春の山
都会でのお花見もいいけれど、山の中にちらちらと控えめに咲く桜は、
静かで落ち着いた雰囲気です。
丹沢と奥湯河原の春の山を歩きました。
エネルギーにあふれていて圧倒されました。
「山笑う」という俳句の季語があるそうです。
のびのびと芽吹く木々を見ていると、笑い声が聞こえてきそうです。